矯正治療とは
◯ 見た目の改善・美しい口元の獲得
◯ 食べ物を噛む機能の改善
◯ むし歯・歯周病のリスク軽減
のために、歯並びを修正し患者さんごとに合った噛み合わせを作る治療です。
当院での矯正治療の流れ
①矯正相談
成人の方、お子さまどなたでもお気軽にご相談できます。
お悩みやご要望をお伺いし、患者さんごとの現状と矯正の流れ(治療期間、装置、費用等)を説明いたします。
矯正相談には予約をお取りし、相談料1000円+税を頂いております。
お子さまの場合、歯の生え変わりや顎の成長途中ですぐに治療開始が必要ないと判断した場合、最適な治療開始時期まで待つことがあります。
②各種検査と診察
相談後、治療を承諾されましたら再度予約をお取りし、口腔内・顔貌写真撮影、参考模型の採得、レントゲン撮影を行い詳細な検査を行います。
③矯正治療の開始
検査後に再度治療の流れを説明し、口腔内に矯正装置を装着していきます。
通院間隔は月に1回程度来院して頂き、ワイヤーの取り替えや交換などを行います。
また、矯正に伴い抜歯が必要と判断した場合は、抜歯などの外科処置を行なったり、齲蝕治療、ブラッシング指導、歯周病治療を行うこともあり、当院口腔外科担当医、一般歯科担当医と連携しながら進めていきます。
一般的な治療期間は約36〜48ヶ月、通院回数:36〜48回です
④保定とメンテナンス
歯並びがきれいになったら矯正装置を外し、1〜2年ほど保定処置(後戻り防止装置の装着)を行います。
保定期間に入ると数か月に一度の通院となり、口腔内清掃も含めメンテナンスにて最適な状態を維持していきます。
矯正治療の費用
- 矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。
- 費用については分割払い(金利・手数料なし)も可能です。
- 税別で表記しております。
:カウンセリング代 1000円
:検査・診断・分析代 15,000円〜
:メタルブラケット 950,000円
:クリアブラケット 1,050,000円
:保定装置1装置 50,000円
:抜歯(薬剤込) 10,000円/本
:管理料 5000円/月
矯正歯科治療における一般的なリスクと副作用について
- 矯正歯科装置を付けた後しばらく違和感、不快感、痛みなどが生じることがありますが、 一般的に数日間~1、2週間で慣れてきます
- 歯の動き方には個人差があり、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 矯正歯科装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため食物が溜りやすく、また歯が磨きにくくなるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。したがってハミガキを適切に行い、お口の中を常に清潔に保ち、さらにかかりつけ歯科医に定期的に受診することが大切です。また、歯が動くと隠れていたむし歯があることが判明することもあります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯内がやせて下がることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療申に顎閥節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの症状が生じることがあります。
- 治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
- 矯正歯科装置を誤飲する可能性があります。
- 矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀製が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- 動的治療が終了し装置が外れた後に現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物 (補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす必要性が生じる可能性があります。
- 動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや、咬み合せの「後戻り」が生じる可能性があります。
- あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。また、加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
- 矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
当院では矯正歯科担当医が治療を担当しております。
お気軽にご相談ください。